ボリンジャーバンドとかの話をしてみる
以前、「トレードは知識を抑制する力も必要」という記事の中で、
「テクニカルチャートなんて、そんなにいっぱい見る必要ないですよ。」
という話をしたんですけど、
今回は真逆の話をしてみましょう。
まぁ、なんというか、あまり複数の指標を見過ぎると、
「あっちの指標では買い、こっちの指標では売り」
どうすりゃいいんだー!!!!
なんて状態になるので、ある程度、見るテクニカルは絞ったほうが良いんですけど、
絞りすぎて、1つの指標だけ見るとかは論外です(笑
典型的な例は ボリンジャーバンド でしょう。
意外と知らない人もいるようですが、
ボリンジャーバンドは順張りでも逆張りでも使えるテクニカルです。
順張りの場合は、
「+2σライン」を超えたら「強い銘柄」という意味で買いです。
逆張りの場合は、
「+2σライン」を超えたら「買われ過ぎ」という意味で売りです。
ぶっちゃけ、買いなのか売りなのかサッパリです(笑
近年では逆張りとして使われることが多いようですが(つまり逆張り指標だと思っている人が大半)、ボリンジャーの本来の意味は順張り指標なんですけどね。
つまり、ボリンジャーだけ見てても勝てません(笑
ボリンジャーだけで売買した場合、勝率はたぶん50%前後です。
しかし株やFXは、買った瞬間、もしくは売った瞬間に損する仕組みなので、
残念ながら損ってことです。
とどのつまり、ボリンジャーバンドだけ見てれば損失が膨らむばかりです。
勝つためには、
相場全体の動き、長期短期のトレンド、出来高
も見ないとダメです。
私は、ボリンジャーバンドは使っていませんけどね。
なんかそんな話をしてみたくなりました。そんだけです。