正しい投資スタイルは大損するわけがない
株やFXは大きく分けると「投資スタイル」と「投機スタイル」に分かれます。
投機という言葉はパチンコや競馬のようなギャンブルの世界で使われることが多いですけど、近年は投資金融の世界でも多く使われるようになりました。
主に金融関連のニュースなどでは、
- 投資:
利子や配当(インカムゲイン)を得るため、もしくは将来のリスク回避のために資金を投入すること- 投機:
現在の価格との差額を利用して、その利幅を得る(キャピタルゲイン)ために資金を投入すること
のように言葉を分けることがあります。
まぁ、広義の意味合いではキャピタルゲインも投資に含まれるんですけどね。
現代のいわゆる「投資家」というのは、実際は「投機家」の方が圧倒的に多い。
かくいう 私も当然、投機家です。
投資ってのは本来、余剰資金で行うものですよ。
それで、利子や配当、株主優待をもらってお小遣い稼ぎ、小さな幸せを得るってのがいいんです。
例え、損をしたとしても、人生危うくするほどの大損なんて、ほとんどないです。
人生危うくするほどの大損をするなんてのは、正しい投資の姿ではなく、投機をしているからです。
以前、「リーマンショックの際に投資で6000万円の借金を背負った」とかいう人がニュースで出てきたことありますが、「借金を背負った」ってことは、レバレッジ効かせてたってことで、余剰資金でもないし、リスク回避にもなってない。こんなの、正しい投資の姿とはとても言いがたい。
でもね、ここまで書いてきて、なんですが、
投機で儲けてる人もいるんですよ!
まぁ、かくいう私もそうですけど。
ただ、投機で大儲けしてる人って、めっちゃめちゃ少ないです。
「自分もその数少ない人になってやる」とか言って、投機の世界に入ってくるのは勝手ですけど、投資スタイルと同じで「余剰資金以上の金額つぎ込んでる」とか「投機だけで生活しよう」とか考えてる場合は、まぁ勝てませんよ。
なぜなら、心に余裕がなくなるから。
「投機で、めちゃめちゃ稼いでます」っていう人は心に余裕がある人です。
こういう人っていうのは、強いメンタルを持っていて、経験が豊富で、本能を抑制できる能力が長けている人です。
逆に言えば、投機で儲けたいというのであれば、
メンタル鍛えて、経験を積むしかないです。